- 山口
- 社長の新入社員時代を教えてください。
- 社長
- やずやへ新卒で入り同期が10人いたのですが、同期一の落ちこぼれでした(笑)
でも、負けず嫌いだったので何か一つでも一番になりたくて“誰よりも電話を取る”ということを目標にしていました。 - 山口
- 同期一の落ちこぼれですか?
- 社長
- はい(笑)短大を卒業して入社したのですが、世間知らずだったので躾3原則、礼儀礼節を一から教えていただきながら社会人としてのスキルを身に着けていきました。当時の先輩には感謝しかありません。
当時、やずやでは香醋が大人気で香醋の部署に配属希望だったのですが、新商品のPJチームに配属されました。
PJチームだったので少人数でDMの作成やサンプル作成などすべてを行わなければならず、成果が出なければいつなくなるかわからない部署だったので配属先が決まったときが最初の挫折でした。
ただ、今思うとほかの部署に配属されていたら今のように続けてはいなかったかもしれないです。
公務員希望だったので短大の2年生の夏はアルバイトを満喫して秋からようやく就職活動を始めました。会社説明会に参加した一社がやずやで当時の専務(現会長)のお話を伺い入社したいと思ったのがきっかけでした。
ワイズ・ヒューマンが設立された当初はSVだったのですが、6年目くらいに当時の社長が会社を離れ、設立当初から切磋琢磨してきた同僚が寿退社をしたことで会社を一緒に創ってきた仲間がいなくなり一人になったんです。その時、社長不在で会長が兼任されサポートしてくださったので私がこの会社を守っていくと思いました。ただ、一人で頑張るのには限界があり、仲間が欲しいと会長にお話をしたところ月に2回勉強会を開催いただきました。仲間になっていただきたい方々と一緒に想いや方向性を合わせていくことで新しい仲間が出来ました。会長から頂いたご恩をどう返していくか考えていた時にお話を頂いたので「やるしかない」という想いしかありませんでした。頂いた貴重な機会に感謝し、恩返しをしていきたいという想いは今でも変わりません。
私も鮮明に覚えています。私の想いに対して一人の大人として、社長という立場で真剣にお話をしてくださりアドバイスを頂けたこと本当にうれしかったです。あの時に私は坂口社長の下で働きたいと本気で思いましたし、起業したいといつ辞めるかわからない私に内定を頂けたことでこの会社で働きたいと想いました。
立場が人を創ると考えていますし、私たちの仕事は人を育てる仕事だと思っています。共育を強みにした会社でありたい。共育の持論を熱く語れる社員をたくさん育てていきたいです。
財を残すは下事業を残すのは中人を残すのは上感動を残すは最上と先代が残してくださった言葉のように良い人財を育てていくことで会社は発展すると考えていますのでまずはできることからやっていきたいです。